お久し振りです、Mallowです。
最後の更新からしばらく時間が空いてしまいましたが、
日付が変わって昨日、チョコレートプロフェッショナルを受験して参りましたので、ご報告を致します( ・`д・´)
①検定申し込みから勉強開始まで
上級試験開催が決まったあと、申し込み〜テキスト購入まではめちゃくちゃ早かったMallow。
(チョコレート検定2019 9/16(月・祝)に開催決定!)
検定申し込みから3日後には今年のテキストを手にしていました。
しかし中身を見て、上級の練習問題が載っていないことに愕然。
テスト範囲になっているという巻末の参考文献を一つずつ調べたところ、
全27冊中15冊が廃盤、絶版で古本扱いになっていることを突き止めます。
更には非売品も2冊ある。
現在買える本の中から、
発売年月がより新しい書籍10冊に的を絞り、
余裕が出来れば図書館などを回って古本にも手を付けよう、と考えました。
(チョコレート検定2019上級、試験範囲の参考文献を考える)
しかし、引っ越し、子供達の保育園転園、初めての仕事などが重なり、
私生活はしっちゃかめっちゃか。
勉強をスタートする前にダウンしてしまう日々が続きました…
②試験1ヶ月前。まさかの感染スパイラル発生。
試験も来月に迫り、もうそろそろ勉強を始めないとやばい、となった8月。
前回のチョコレート検定中上級は、
4日でテキストを頭に入れ、残り3日は過去問をひたすら解く、というゴリ押し勉強法で合格したため、
今回はゆっくり参考文献を読み込む時間が欲しかったのです。
しかし、そんな思いも虚しく、
8月に入ってすぐ子供達3人が順番にRSウイルスに感染。
下2人は中耳炎と肺炎も併発してしまい、8月はまるまる看病に潰れてしまいました(´;ω;`)
(合間に抜け出す時間を作ってチョコのテイスティングの真似事をしてみたり…)
8月末、ようやく参考文献を探し始めます。
どれもマニアックな本だからか近所の図書館には置いておらず、
結局メルカリでお安くなっているものを購入することにしました。
ちゃんと買ったのは『カカオの知識と製造技術』の本だけ…。
それ以外の本は100〜400円ほどで手に入ったものの、数も多いため、なかなかに痛い出費ではありました。
あれこれ買ってみたものの、結局読めたのは数冊だったというオチ付きです。笑
③試験2週間前、ようやく勉強開始
参考文献の歴史本の中で一番出版日が新しかったこと、歴史は範囲も広くどこかでヤマも当たるはず、単語も小難しくないから覚えやすいだろうと思い選びました。
しかし量が多い…(´;ω;`)
薄い本だと思ってナメてました。
めちゃくちゃ奥深い本でした。笑
挫けそうになりつつ、本の面白さに助けられながら、なんとか読破。
次に、『フランス菓子図鑑』を。
テキストに載っていないチョコレート菓子の由来などを押さえました。
簡単な単語なども載っており、参考文献の辞書などを読むことを早々に諦めた身としては、大変ありがたかったです。笑
著者の下に明治大阪工場長の肩書きがドドンと書かれたこの本、絶対怪しいと思いました。
検定公式サイトの上級練習問題も、ここから出ているとTwitterで教えてもらい、絶対に目を通しておかねばと。
しかしめちゃくちゃ小難しいことが書いてあり、内容が全然楽しくない( ;∀;)
読み始めたのは試験3日前、当日の朝に読み終えたものの…頭に入っている気はしませんでした…
④試験日前日
ヤスヒロセノさんなど美味しいショコラトリーを巡りつつ、
翌日の検定の話をしながら過ごしました。笑
(写真も素敵に撮って頂いた♥)
⑤いざ、受験。
当日の朝、6時に目がさめました。
ようやく過去問をやり始めます。
結果、76点。(中上級2018)
不安しかない。
とりあえず詰め込んだ歴史の知識の復習、自分が読まなかった範囲の知識を埋めるイメージで公式テキストを読み進めました。
そしてカバンには。
テイスティング練習用にと明治から送られてきたチョコを1箱。
試験直前に食べられるよう、1箱だけ残しておいたのです。
余裕を持って開場30分前には到着していましたが、
教室はすでに開いていました。
大阪の上級受験者100人は、
一つの教室に集められている様子。
試験前、
持ってきたチョコレートをかじりながら、最後のテイスティング練習。
テキストは商品表示のページ、
歴史の年表を重点的に確認しました。
そうしているうちに時間になり、試験スタート。
⑥受験の感想
まず驚いたのは、
テイスティングと上級試験が別々ではなかったことでした。
100問のうち、
12問がテイスティング問題。
上級は80点以上で合格です。
もしテイスティングを全部捨てたとしても、文章問題のみで取れるのは88点。
8点しか落とせない…
説明聞きながら不安で冷や汗が出てきました。
(しかもテイスティングの為か空調がめちゃきいてるのです。寒い😂)
出題されたチョコは4つ。
それぞれ透明カップに入っていて、
ABCDのシールが貼られた蓋がしてあります。
チョコ一つにつき問いは3問。
①食べたものと近いレーダーチャートを4択で選ぶ
②特に際立って感じた味は?
③豆の産地は?
私の予想では、
◆コンフォートビター
◆ブロッサムビター
◆エレガントビター
◆ブリリアントミルク(◆ベルベットミルク?)
の4種だったのでは、と思っています…
そして肝心の文章問題。
参考文献から幅広く出題、となっていましたが、
本当に悪い意味で幅広く取ってきた、という印象でした。
1冊から一問、とかもあった気が…
主に出たのは、
◆商品表示に関すること(何%でチョコレートと表記して良い、みたいな)
◆カカオからチョコレートを作る際の製造工程に関すること(科学や栽培方法なども含む)
◆歴史はちょろっと(笑)
◆ショコラトリーの歴史やショコラティエのとった賞から該当の店を選ばせる問題
(↑完全に盲点)
という感じ。
お菓子の名前の由来や年号はほとんど出ませんでした。
大半はテキストからの出題だったので、
私みたいに参考文献に夢中でテキストを疎かにしていて、悔しい思いをした方もいたのではないでしょうか…?
私が読んだ本もある程度かすりましたが、
『そこ聞いてくる??』
『これはどういう意味??』
と思うような問題も多く。
試験後、同じ会場にいたお友達と答え合わせしながら、文章の読み間違いによる凡ミスに気づき、ショックを受けたりしていました。笑
自己採点の結果はテイスティング抜きで61点。
うーん、厳しい( ;∀;)✨
試験後、Twitterをみていると、
やはり難しかったーと仰っている方が多く。
もう来年は受けない!
来年こそは!
と再受験に関しても完全に二極化している印象でした。
私はそこそこ参考文献には恵まれた方だと思いますが、文献すら手に入れられなかった方には厳しい試験だったのではと思います。
試験後、前回と同じようにアンケート欄があったので、
『もっと試験範囲を具体的に絞って欲しい』
『上級専用の問題集を作って欲しい』
と書いてきました。
『更に上位級を受けたいですか?』という質問もありましたが、ここに『はい』と答えられた方は少なかったのではと想像します…。(特に上級の方)
私は今回もバタバタの中の受験でしたが、
前回と違い、今回は実際に一緒に勉強出来る仲間が増え、孤独な戦いではなかった分、
勉強自体は本当に楽しく進めることができました。
試験を目前に焦って読めなかった文献がたくさんあるので、
今度はもっと少しずつ、余裕を持って楽しく読み進めていこうと思っています。
次回は今回よりもっと受験環境が良くなっていることを願いたいです。
頼むよ明治さんー!!(TдT)
一緒に受験された皆様、上級の試験勉強で大変だった方々も、本当にお疲れ様でした。
Mallowもこれからもっと精進いたします!
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