初めてチョコレート検定を受験してから、変わったこと。

2020年2月4日火曜日

チョコレート検定

t f B! P L
そういえばふと。
最初にチョコレート検定に合格してから、どうなったのかを書いていなかったな、と思い、その後のご報告ついでに、近況をお話しようと思います。■チョコレート検定受験までの私

チョコレート検定を受験する前の私は、製菓工場でフルタイム勤務をしていました。
子供は二人。認可外の保育園に通っていました。
しかし第3子を妊娠してしばらくして、体調を崩し、一度仕事を退職。
産前〜産後の療養のために保育が必要である、という旨の申請を出し、翌年春から、上二人は別々の認可園への入園出来ることになました。

しかしこの申請は、産後3ヶ月までの期限付き。療養期間を抜けたあとも保育を継続するには、就労をしていなければいけません。
そのため産後2ヶ月からは、夫の会社の事務仕事を手伝わせてもらい、どうにか在園権を繋いでいる状態でした。
首の座らない赤子を連れて、送迎も1人でしていました。自転車に乗れるようになってからも別園につれていくのはかなりハードで(´;ω;`)

体調や育児のこともあり、事務仕事を続けるのは仕方のない選択肢ではあったものの。
このままで良いのか?ずっとこうしているのか?という気持ちが悶々と溢れてくるようになりました。
そのうち。
『せっかく製菓の仕事をしてきたんだから、これからも製菓に関わっていたい。製菓に携わってきた自分を否定したくない。』と思うように。
それまでの経験で、自分は本当に不器用すぎることを痛感していました。
なるべく一つのことに専念出来る方が上手くいくのでは、と考えていたとき、就職活動の武器にする資格の一つとして、チョコレート検定の存在を知ります。

『チョコレート…これだ。』

すぐ申し込みをしました。

勉強しているうちにどんどんカカオの奥深さに魅せられ、資格を取ったら絶対にこの世界に飛び込む。自分のものにしてやる、と決意。
同時に、それからの自分を発信していくことも決めました。
こんなに面白いBean to Bar、知らなかった自分ももったいないし、世間の認知度が低いのももったいない。
もっと、知ってもらえるきっかけを作れたら。
その相棒に選んだのがクマ達でした。
自分もクマが好きなので、まずは同じようにクマが好きな人に情報を届けてみようと考えたのです。格、そして就活。


2018年9月。
チョコレート検定中上級を受験し合格。
同年11月には第3子の保育園の入園手続き、別園に通う上二人も、同園になるよう申請を出し、自分の家から通えるBean to Bar専門店に片っ端から連絡しました。
そのうち、2社と面談をさせて頂けることに。

しかし面談にいくためには、まだ保育園が決まっていない、末っ子の預け先を確保する必要がありました。
さすがに連れて行くわけにはいきません。
身内は皆、仕事が忙しく都合がつかなかったため、ファミリーサポートセンターに仲介して頂き、就職が決まるまでの間、優しい御婦人のお家で何度か預かってもらいました😅

面談では、工房内を見学させて頂いたり、焙煎したばかりのカカオ豆を試食させて頂いたり。
貴重な体験をたくさんさせて頂きながら、皆様とても親身にお話を聞いてくださいました。
そしてどちらの会社でも、チョコレート検定の存在は認知されていて、受験の話はかなりウケました。笑
従業員さんの中に、資格保持者がおられる会社もあり、業界内でもある程度、得られる知識量が認められている印象でした。

そこから実際に面接をしてもらうかどうかは、2月に入園通知がきてから連絡をすることに。
私の地域は激戦区のため、入園保留になる可能性が高かったからです。
私が働けるかどうかは、子供達が保育園に通えるかどうかにかかっていました。
そして同じ園になるかどうかも。
最悪3人別園でも良いから、どうか…と、毎日祈るような気持ちでした。祈りの中、年が明けて…。

2019年2月。
なんと子供達3人、同じ保育園の入園決定通知が届きました!
通知が届いた瞬間、面談した2社に連絡。人事の都合などもあり、うち一社に就職を決めました。
保育園が始まる4月から働き始め、現在はBean to Barチョコレートの製造や試作、商品開発などに関わらせていただいています。
パティシエをしていた頃は、先輩方がとても厳しく、仕事内容もかなりハードで、
心を病むことも珍しくありませんでしたが、今回巡り会えた職場の皆様はとても温かく、何より大好きなチョコレートに、
自分で得た知識を活かして関われることが嬉しくて、毎日が楽しいです。

早いもので、今年の4月でお店に来て一年になります。

受験を決めてからTwitterで発信を続けていた結果、クマ好きの方だけでなく、Bean to Bar専門店でお仕事をされている方とも繋がるきっかけになり、チョコの食べ歩きやセミナーへのお誘いを頂くことが増えました。
今はたくさんの刺激を頂いている毎日です。

私をこの仕事に繋いでくれたチョコレート検定。
資格を取ったけど続かなかったらどうしよう?と最初は不安でしたが、とても辞める理由が見つからないほど、めちゃくちゃに楽しいです。
チョコレートもカカオ豆達も、とっても愛しい。この仕事に関わることを決めて本当に良かった。
今年は上級にリベンジします。
もっともっと上を目指して。

夢は、自分の名刺代わりに渡せるチョコレートを作ること。

精進します!!!
応援してください(*´ω`*)

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