スコットランドならではの素材を活かしたチョコレート【チョコレートツリー】

2021年1月26日火曜日

タブレットのこと

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英国展2020で買ってきたタブレット第三段!

【Chocolate Tree】

(→公式サイト)


チョコレートラバーにとって、存在そのものが沼と言っても過言ではない、超危険なお店(主にお財布が笑)、トモエサヴールさんで購入しました。

先に紹介したメイホークもこちらのお店で購入したものです。


トモエサヴールさんは世界各国のチョコレートを扱う専門店。(→公式サイト)

2018年のチョコレート検定受験後、2019年から阪急うめだのバレンタイン博覧会でBean to Bar を買うようになったのですが、

専用ブースのラインナップの広さに衝撃を受け、以来毎年必ず訪れているお店です。


こちらではあまり記事にできていませんが、

毎年バレンタイン博覧会ではたくさんチョコレートを購入しています。


2019年



2020年

そして今年も必ず行きます!!

食べたチョコに対して記事が全然追いついていないので、徐々に増やしていきたいです!



さてさて、話を戻して。

Chocolate Treeとは?

(→トモエサヴールさんのオンラインショップ)


アレイスタ&フレデリーク夫妻が営む、スコットランド発のビーントゥーバーチョコレートブランドです。

繊細なシンボルマークは、ケルト神話の生命の樹「ユグドラシル」にカカオの木や実を合わせたもの。

スコットランドならではの食材やお酒と合わせた、個性的なラインナップのチョコレートが魅力のブランドです。


夫妻はある日、とあるミュージックフェスティバルで何か催しをしようと、ソーラーテントを買い、そこでチョコレートケーキやホットチョコレートなどを販売していました。

それが大変好評で、やってきたお客様に『店舗がある』とお話してしまったことがきっかけになり、2009年よりエジンバラ市内に、チョコレートブティックをオープン。

更に2012年には、エジンバラから30分ほど先にあるイーストロージアンという街で、もともと薬局だった場所を改築して工房を作り、カカオ豆からチョコレートへの一貫製造を開始しました。


カカオ豆はアレグロフォレストリー栽培をしている農家から仕入れることを大切にしています。

カカオが生物多様性を保護、および促進する他の植物や野生生物の仲間として栽培されていることが絶対条件。

カカオは再生林業計画の一部でも野生でもかまわないけれど、特に一次熱帯雨林の森林破壊の原因であってはならない、という考えを持っています。

また、どこからカカオ豆を調達しているか明確にすることで、農家の方から最終的な商品になるまでの透明性を保証しています。


本国HPには、各産地のカカオ豆の調達はこちらのメーカーの協力を得ていますと表記がありました。

Original BeansAgrofloresta(メキシコ)

MARANON chocolate(マラノン)

Tradin OrganicSierra Organic(ペルー)

Uncommon cacao(ベリーズ)




それでは、そんな魅力たっぷりのチョコレートツリーで購入したタブレットたちの紹介です。


タブレットは透明な袋に入っています。

チョコレートツリーはとにかくモールドが素敵。

うっとり眺めてしまう美しさ。

左から、ウイスキーニブス、マラニョンミルク、ラム

マラニョンミルク60%

アカデミーオブチョコレート2015年冬銅賞


箱の裏に貼られていたトモエサブールさんのシールをめくってみると、こんな表記がありました。

"FOOD OF THE GODS, BROUGHT DOWN TO EARTH"

"Milk chocolate made from rare cacão, grown in the Marañón canyon at the foothills of the Andes. We pay farmers in the canyon a premium to ensure this heirloom cacao will be around for future generations."

"地球にもたらされた神々の食べ物

アンデス山脈の麓にあるマラニョン渓谷で栽培された、希少なカカオを使用したミルクチョコレート。私たちは、峡谷の農家にプレミアムを支払い、この家宝のカカオが後世に残るようにしています。


帰りに偶然お会いした、トモエサヴールのさくさんに『ビターミルク』としておすすめして頂いたチョコレート。

私の大好きなペルー産カカオ…

ちょっぴり酸を感じる香り。

ミルクのまろやかなコクとフルーティーな酸味が合わさってヨーグルトのような風味を感じます。

でも根っこにしっかりカカオがいて、チョコレートの風味全体を支えているような感じ。甘いだけではないチョコレート。

先日食べたエスカリエさんのピウラを思い出しました。

コクのあるペルー産カカオのタブレットです。

ほんのり塩味を感じたのは、その前にパンプストリートのサワードゥシーソルトを齧ったからかもしれない。笑 

大切に大切に頂きました。

裏にsalt0.18(日本語表記で0.3g)とあったので、塩をほんのり感じたのはあながち間違いではなかったかも?

(他の二枚はSalt0.0gとなっていました)

参考までに、サワードウシーソルトのお塩は0.5グラムでした。





ウイスキーニブス70%

インターナショナルチョコレートアワード2016銀賞

スコットランドオブフードアンドドリンク

エクセレンスアワーズ2017冬


こちらもシールをめくってみるとこんな表記が。

"Whisky is the Water of Life, Cacao the Food of the Gods. This dark chocolate is a marriage of Single Malt Whisky from Islay, and cacao nibs from the Marañón Canyon in Northern Peru."

"ウイスキーは生命の水、カカオは神の食べ物です。

アイラ島産のシングルモルトウイスキーと、ペルー北部のマラニョン渓谷で採れたカカオニブをマリアージュしたダークチョコレート。"


チョコレートツリーの代表とも言える、一番人気のタブレット。

英文を見ると、先に食べたマラニョンミルクと同じニブを使っているようなことが書いてある?

お酒が加わると全然気づかないものですね。

こちらはマラニョンミルクより%が10%高いダークチョコレート。

ウイスキーの深い香りのあとに、より濃い香りのカカオニブが追い酒をしてくる感じ。

飲め飲め〜みたいな😂

アルコール感を抜けたあとは、口の中に甘みが広がっています。

舌の上で転がしてみると、確かにチョコの中にペルーの酸味を感じました。

トモエサヴールさんのHPによると、アイラ島のシングルモルトに漬け込んだカカオ豆で作られたタブレットのようです。

アルコール感、ウイスキーの苦味は、残ったニブを噛んだときに強く感じます。

お酒は苦手だけど美味しく食べられました。

ラム パイナップル&ココナッツ75%

"The unofficial national cocktail of Belize, a sweet Caribbean concoction with an eyebrow raising title. Boozy rum soaked sun-dried pineapple and toasted coconut pieces in dark chocolate made from Belizean cacao."

"ベリーズの非公式国民的カクテル。

驚くような名前を持つ甘いカリブ風の調合。

ベリーズ産カカオを使用したダークチョコレートの中に、ラム酒に漬け込んだ天日干しパイナップルとトーストしたココナッツの欠片を入れています。"


うーん不安な翻訳😂

ベリーズのカカオを使っていて、ラム酒に浸ってるのはパイナップル…。

トモエサヴールさんによると、ベリーズで人気のカクテルをイメージしたタブレットだそう。

口に含むとラムの甘い香りがします。

チョコレートの酸味に、ゴロゴロしたパイナップルの甘酸っぱさ、あとに残ってくるココナッツのシャクシャク感が非常によくマッチしていて、食べていて楽しい。

食べた中では一番%が高いけど、パイナップルやココナッツのおかげで甘く感じるくらい。苦味はほぼないです。

個人的にベリーズ産もすごく好きなカカオ(*´ω`*)

チョコを口の中でそのまま転がしてると、苦味の方が若干強いです。

これは噛んで食べたほうが絶対おいしい!

お酒の香りもするし、チョコがなくなったあとも口の中には残るんですが、ムンムンにきいているわけではなかったです。

こちらも美味しく食べられました。


一枚ずつ写真を撮りそこねたので3枚一緒に割ってます。笑

ポケモン剣盾の舞台であることから興味を持ったスコットランド。

そこで作られたBean to Barを食べないわけには行かない…!!とお酒にビビりまくりながら飛び込んだブランドでしたが、結果大正解でした。

一番お酒が強く効いているというテキーラ入りのメスカルには怖くて手が出ませんでしたが、次回挑戦してみても良いかも?!と思えるくらい美味しかったです!

剣盾好きとして心から応援したいブランドとなりました!!

ごちそうさまでした!

→英国展2020シリーズ

◆行ってきた編

◆買ってきたものレポ


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