こんにちは!Mallowです!
先日、Twitterで仲良くさせて頂いている、れいこ(@choco_reiko)さんのシェア企画に参加させて頂きました!
お裾分けして頂いたのは、アラショコラのチョコレート5種類!!
ありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️!!
とっても美味しかったのでブログにまとめました!
アラショコラとは?
→本国HP
アラショコラは、ベネズエラ人のご夫婦、アンドレ・ザクールさんと、サブリナ・トゥリロスさんが営むチョコレートメーカー。
工房はパリのダンケルク通り沿いにあり、フランスでは数少ないビーントゥーバーメーカーの1つです。
チョコレートには、ショコラティエのアンドレさんが、中南米のカカオ生産者や協同組合と直接取引を行って仕入れた、フェアトレードカカオ豆を使用しています。
お二人はチョコレートを作りながら、中南米の各地域の在来品種を常に探し、フェアトレードによって生産者がカカオを保護し、植え続けられるよう働きかけています。
アラショコラの本国HPには、
"カカオの品種の違いを知っていただくことで、チョコレートを通じた旅を楽しんでいただきたいと考えています。また、先祖代々伝わってきたカカオを保護することの重要性も強調したい。"と綴られていました。
【ヴィーガンフレンドリーで、実力あるチョコレートメーカー】
また、ご夫婦ともにヴィーガンであることを明かしています。
「私たちにとって、ビーガニズムは人生の哲学であり、すべての生き物を尊重して生きることです」と語られており、
アラショコラの製品は、動物由来の成分や添加物、防腐剤を使用しない、ヴィーガンフレンドリーで、オールグルテンフリー。
天然の有機成分を使用し、さまざまなカカオの香りと風味を引き出すことに、力を注いでおられます。
また、燃焼しても大気中の二酸化炭素の総量が変わらず、埋め立てられても地中で微生物によって分解され、土壌への悪影響もない、生分解性パッケージでチョコレートラッピングし、環境問題にも配慮しています。
こうした日々の努力が実り、2017年のInternational Chocolate Awards(ICA)では、動物由来成分を含まない食品市場に参入したブランドとして、「ベストチョコレート」カテゴリーで、2017PETAビーガンフレーバー賞を受賞しました。
2020年には、「ホットチョコレート」カテゴリーで、チュンチョホットチョコレートが銀メダルと特別ヴィーガン賞を受賞しています!
【アラショコラのショコラティエ アンドレ・ザクールさんの経歴】
アラショコラのアンドレさんは、ベネズエラのカラカス生まれ。
料理が大好きで、8歳の時には自分でケーキを焼き、高校生の頃には、ミシュランの星つきレストランでシェフになることを夢見ていました。
その後、5つ星ホテルでプロとしての経験を積み、夢を叶えるため、イギリスに旅立ちます。
2006年、遂に夢を叶え、ロンドンの星つきレストランで働いていたアンドレさん。ある日、家族を訪ねるために休暇を取り、ベネズエラに訪れました。
国の東海岸であるパリアへの旅行で兄と合流したとき、カリブの海と、どこへ行っても見ることができる野生のカカオの木の美しさに目を奪われたそうです。
アンドレさんはこの自然との出会いをきっかけに、カカオの木と品種の多様性に惚れ込み、この素晴らしさを全世界に伝えたいと考えます。
新たに発見した情熱を手にイギリスに戻り、ショコラティエになるため再勉強を始めました。
2008年、カカオについて学んだアンドレさんは、カカオ豆からチョコレートを作る体験をするため、ベネズエラに戻ります。
新たなカカオを試し、味わい、それぞれのカカオにまつわる物語を語りながら、カカオの木への愛を伝えることができるようになること、自分のチョコレート工場を開くことを夢見ていました。
2015年、ついに夢が実現し、アラショコラを創業します。それまでに、カラカスのビーントゥーバーチョコレート工場、フランスの2つのチョコレート工場で働きました。
遂に現実のものとなったアンドレさんの工房の壁には、カリブ海のビーチの写真が飾られています。カカオへの愛が生まれた場所を、いつも思い出させてくれるのだそう。
アラショコラのチョコレートたち
それでは、お譲り頂いたチョコレートたちをご紹介していきます\(^o^)/
ラッピングが大変丁寧で開けるのがもったいない…(´;ω;`)
綺麗に包んで下さりありがとうございます…!
【ポルチェラーナ70%】
チョコ好きの間では有名なポルチェラーナ!
アラショコラを輸入販売している、トモエサヴールの代表さつたにかなこさんも、「まさにチョコレートらしいとはこのチョコレートのこと、Chocolaty(チョコレーティー)な味!」と表現されているほど!
ポルチェラーナは、ベネズエラ スリア州のクリオロカカオを使用しています。
カカオの最高品種クリオロ種の中でも、特別な位置付けにある「ポルチェラーナ」のカカオのみで作られたチョコレート。
アラショコラは、カカオ生産者との直接取引をモットーにしているため、製造量も限られており、特にこのポルチェラーナは、ここ数年ずっと手に入らない、と言われていたチョコレートだったんです。
今回、トモエサヴールさんに入荷したのも数十枚だそう。(現在は売り切れ中)
そんな貴重なチョコレートを…ありがとうございます😭いただきます!!
なんだこれ?!とってもなめらかでびっくりしました?!?
これは……ナッティ?!ヨーグルトっぽい酸味もいる!甘みは栗っぽいかもしれない…!
キャラメルのような香ばしい風味が、口の中に、長く残ります!幸せです!!
これは噂になってるのが分かる気がしました!めちゃくちゃに美味しい!!
ちなみにこのポルチェラーナ、3年ほど前に、チョコおたくのカデカワさんと遠隔チョコ会をした際にも頂いています。
二人の感想をまとめた当時のメモによるとこんな感じ…。
正直、Bean to Barを食べ始めて間もない頃だったので、今ほどの感動はなかったような気が。笑
いやこれ本当に美味しいです。
情報をアップデート出来てよかった。
再入荷した時には、ぜひ食べたい1枚となりました!
【オーギュスト 76%】
ペルー・ワヌコ県のカカオ。
基本的に、アラショコラで使われているカカオは、アラショコラ専用に選別されたカカオを使用しているのだと、トモエサヴールさんのHPに記述がありました。
なんと形容してよいか分からないけど、お花のような香りがしっかりとします。
どちらかといえばナッティ?酸味はそんなにないです。ザラザラとした土っぽさも感じる。どこか薬草っぽいハーブ感も。複雑だけど、美味しい。
【アラヤン 75%】
コロンビア・アンティオキア県のカカオを使用。
大変滑らか。ぶどうみたいな酸味があります。ねっとりと絡みつくような溶け方。
フルーティなようで、クリーミーでナッティ。黒糖っぽさもある気がします。
お菓子みたい。75%と思うと甘く感じる。好き!!
【ベネズエラ スールデルラゴ 76%】
ベネズエラスールデルラゴ地域の、トリニタリオ種カカオを使用。
スパイシーな香り。浅めのコーヒーみたいな風味があります。しっかりとした渋み。
奥にクリームチーズのような酸味とコク。キュッとなる渋みが長く続くけど、後味はスッキリしていますね!
【ディオニ 86%】
オーギュストと同じく、ペルー・ワヌコ県のカカオですが、全く違う風味に感じます。
スモーキーな香り。これまた複雑な風味…
赤い果物の酸味がきゅーん。とてもクリーミーで苦味がない。こっくりとしています。スパイシーな感じもほんのり。
おまけ
なんと、今回はアラショコラのチョコレート以外にも、2点おまけで同封して下さいました😭😭
初めて頂くものばかり...!
本当にありがとうございます😭
【ショコラトリーモラン パンプルミュセット】
ショコラトリーモランは、1884年から南仏ドンゼールに続く老舗ショコラトリーです!
パンプルミュセットはオランジェットのグレープフルーツ版。
取り出した瞬間からカカオの深みのある香り!
断面を見るとコンフィがかなりぶ厚目に入っているのが分かります。
口に入れると、しっかりと弾力があり、食べごたえ抜群!グレープフルーツの酸味や渋みと、チョコレートが合わさって、とっても美味しいです!!
香りからチョコはかなり苦めな雰囲気がしたのですが、一緒に味わうと苦味はほとんど感じず、コンフィが口の中に爽やかさに広がって、とても素敵なお味でした。
【パンプストリート エクアドル100%】
パンプストリートベーカリーは、イギリス東部海岸沿いに位置する、サフォーク州オーフォード村にある小さなベーカリーカフェです。
以前ブログでもご紹介しましたね!
(→あつまれ、英国の美味しいもの!!【英国展レポ番外編!!】)
カカオバターの風味の中から、心地よい苦味が広がります。渋みや酸味はほとんど感じず、どこかナッツのような香ばしい風味も。アーモンドパウダーみたい??
口溶けもなめらかで、後味スッキリ。
とても食べやすい100%に感じました!
アラショコラのチョコレートを頂いてみて
今回、3年前に食べたポルチェラーナの記憶が完全に薄れていたので、どうにか思い出したくて、こちらの企画に参加させて頂きました🙇♀️
ポルチェラーナ以外のチョコレートを頂いたのは初めてでしたが、どれもまったりとした口溶けの中に、豊かな香りと、カカオの様々な風味が見え隠れする、繊細で鮮やかな風味だと感じました!
ひとつひとつのチョコレートから現れる味わいが多彩すぎて、言語化がとっても難しいけれど、食べていてとても楽しかったです!!
また、執筆に当たり、アラショコラのことを調べている中で、ショコラティエのアンドレさんとカカオの出会いや、「カカオ品種の多様性を伝えたい」、という想いにも感銘を受けました。
Bean to Barチョコレートを好きでいる限り、様々な品種のカカオと出会いたい、味わいたいという欲求は絶えることはありません。
アラショコラの取り組みを通じて守られたカカオ達が、これから先も大切に受け継がれていくこと、新たなカカオがまた守られること、そしてそれを味わえること、全てに感謝しつつ、それを日本から応援していけたらと、心から思います。
れいこさん、この度は素敵なチョコレートと出会う機会をありがとうございました!
ごちそうさまでした!!
もしこの記事がお役に立ちましたら、ご感想を頂けるとすごく嬉しいです…!
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